保育園での離乳食
保育園では乳児も預かるために、給食で離乳食対応が必要となります。
この離乳食ですが、最近では家庭で適切なものが用意できず困っているという家庭が増えています。
特に最近では、大人が食べているものと同じ味付けのものを子供の離乳食として食べさせているために、乳児が保育園の離乳食を食べないというケースもあるのです。
それ以外にも子供と大人と別のものを用意する余裕がないとして、大人のものをそのまま食べさせていることや、離乳食はすべてベビーフードを与えているということもあります。
保護者が離乳食の用意ができない理由を考える
保護者が子供に適切な離乳食が用意できないのには何が原因となっているのかということを考える必要があります。
実際、こどもにベビーフードを与えていたり、大人と同じものを食べさせていたりする家庭というのはそれが正しいと思っていないことも多いのです。
このような対処をしている家庭の多くは間違ったことをしている、適切なことをしていないということがわかっていながらしているということがほとんどです。
また、このようなことを行っている背景として、正しい離乳食がどういったものであるのかがわからないということで、悩んでいることも少なくありません。
離乳食というのは子供が生まれてから作るものであり、不安なことがあって当然なことです。
本で見たり話を聞いたりしても不十分で理解ができないということはおかしなことではありません。
そこで、保育園が離乳食の知識について伝える場面を作ってあげるということは保護者にとってとても心強いことなのです。
レトルトを完全拒否するわけでなく、忙しい時にはレトルトに頼りながらも、自宅で食事の支度と並行して作ることのできる手作り離乳食のアイデアを伝える場面があると理想的です。
食べさせるべきではないものがわからない
離乳食で悩んでいる保護者の多くは食べさせて良いものとダメなものとがわからないために一切の手作りをやめているということが多いです。
確かに食べてはいけないものの縁引きは曖昧なもの多くあります。
ダメなわけではないけれども避けるべきというメニューもあしますし、本によっても書いている内容が違うため、どれを信じたら良いのかわからなくなるのです。
そこで、離乳食としてお勧めの食材や避けたほうが良い食品とその理由というのは伝えてあげると離乳食作りがしやすくなります。
大切なことは自宅で適切な離乳食を食べていないことを責めることではなく、できない理由を探しそれを改善していくことなのです。