保育士の仕事は大変である
保育士の仕事は体力的にも精神的にもハードな仕事です。
毎日、こどもの保育をすることはもちろんですが、それ以外にもたくさんの仕事をこなしています。
連絡帳の記入をしたり、掲示物の作成をしたり、地域のイベント準備をしたりとその仕事内容は多岐に渡ります。
こどもの保育というのは、命を預かるものでもありますから、緊張感がある仕事です。
仕事中には、常に子どもが怪我なく過ごせるように目を見張っておく必要があるので保育中に作業をすることはできません。
そうなると作業は、すべて子どもたちがいない時間に行う必要があります。
保育以外の時間というのは限りがあるために、残業をしたり仕事を持ち帰ったりすることもとても多くあるのです。
保育士が転職を検討する場面
働いている保育園によってルールや環境、人間関係といったものは異なります。
そのため、職場によっては忙しすぎることもありますし、人間関係があまり良くないということもあるのです。
このような環境での仕事というのはあまり良い状況であるとは言えません。
そこで、今の職場を離れて別の保育園での仕事をしようと検討する人もいます。
最近では一度保育の仕事を離れて別の業種で働くことを検討する人も増えています。
資格を持っているのを活かさないのは、もったいないと考えられることも多いです。
しかし、一旦保育の仕事を離れて自分に合っているかどうか、そして本当にやりたい仕事かどうかということを考えることは決して悪いことではありません。
保育士の資格を利用して転職をする
せっかく持っているならば、保育士の資格を利用して転職できる場所を探すというのはとても良いことです。
資格があれば資格手当がつくこともありますし、優遇されることもあります。
そして就職活動が順調に進みやすいという特徴もあるのです。
保育士が新しい職場として選ぶのは、保育園がとても多いです。
しかし、それ以外にも託児所やベビーシッター、学童保育といった場面でも資格を活かして仕事ができるため、このような場所へ転職するという人も増えています。
保育士以外の仕事に就くという場合には、一般的な転職活動と同じく気になる企業をピックアップしてそこに履歴書送付や面接エントリーをして転職活動を進めていきます。
希望する業種があれば、その業種の研究や情報収集をしながら説明会参加や履歴書送付を進めていき、特に希望する業種が思い浮かばないという場面では、何をしたいのか少し考える時間を作ることが望ましいです。
保育士の仕事以外に転職したいと思っている人こそ、一度ゆっくりとやりたいことが何かを考えてみることが望ましいです。
考えることによって、やはり保育士を続けたいと思うこともありますし、一旦離れようと思えることもあります。
大事なことはとりあえず転職をするのではなく、明確なビジョンを持って転職をするということです。