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保育士の試験やスケジュールって?

保育士になるには

保育士になるには、一般的には保育課程の学べる短期大学や専門学校似通って資格を取得するのが一般的です。
しかし、条件を満たせば試験を受けて合格すれば取得をすることができます。
そこで、最近では独学や通信教育、予備校といったものを利用して保育士試験を受けるという人が増えています。

保育士試験は国家試験であり、合格すると国家資格を取得することができます。
仕事として、保育士の仕事は資格がなくてもできる内容がありますが、保育士という仕事は名称が独占資格と言われていて、保育士資格がない人は保育士と名乗れません。
保育士として働く方が待遇も良くなることもありますし、保育士資格を取得することで働ける他の職場がるということで保育士資格に挑戦する人が多いのです。

保育士試験概要

保育士試験は今までは年に1度でしたが、今では年に2回チャンスがあります。
試験は春試験、秋試験とあり、それぞれ夏と冬に実技試験が行われています。
例年、前期試験は筆記試験が4月に、また実技試験のほうは7月に行われ、後期試験は筆記試験が10月に行われ実技試験が12月に行われていますが、年によっては前後することもありますからきちんと確認をしておきましょう。

受験資格は基本的に大学を卒業していれば誰でも受験可能です。
しかし、細かな取り決めが複数あり、大学に2年以上在籍し単位を一定数取得していれば受験資格が得られます。
そのため、学生のうちから資格取得が可能です。

また、大学を卒業していなくても資格を受けることができます。
しかし、その受験資格は細かな内容となっているので、自分に受験を受けるための資格があるかどうかは、保育士協議会ホームページから確認をすることが必要です。

試験の内容

保育士試験は誰でも挑戦できるものですが、難易度は高いと言われています。
これは、試験科目が9科目あることが理由です。

試験の科目として、保育原理や教育原理、社会福祉、こどもの心理学、保健、食と栄養などかなり多岐に亘ります。
そのため、しっかりと試験勉強をしておかなければ合格は難しいです。

試験問題はすべてマークシート形式であり、合格点はどれも6割です。
一度に9科目の勉強をして合格点を取ることはかなり難易度が高いため。全科目に対して一度に全てを合格できなくても合格した科目は最大3年間合格を引き継ぐことができます。
そのため、3年かけて全教科合格できるよう計画的に受験をする人も多いです。

筆記試験にすべて合格をすると実技試験に進むことができます。
実技試験は音楽表現、造形表現、言語表現という3つの科目から2つ選択をして受験をします。

合格率は95パーセントと高めですが、それなりに対策が必要です。
毎年試験の課題はテーマが決められて出題がされており、過去問を中心に対策をして必要なスキルを身につけて試験に臨むのが一般的な試験対策法です。