保育士試験に合格するのはかなり大変
保育士試験を独学で対策するというのは並大抵の気持ちではできません。
試験科目が多いですし、その内容が多岐にわたるため、計画的にきちんと勉強しなければ全科目で合格点を取ることはできないのです。
身近な内容であったり興味を持てる内容であったりすれば、試験対策も楽しく進めることができます。
しかし、中には法律内容が問われることや複雑な名前を覚える必要があるものがあり、そういったものはかなり苦労することが多いです。
そこで、ここでは保育士試験に合格するためのコツを紹介していきます。
今の試験勉強で行き詰まっているという人はぜひ参考にしてみてください。
まずは過去問をしっかりと対策する
保育士試験というのはある程度試験の傾向があります。
そこで、過去問を中心に勉強して、しっかりと保育士試験の傾向にあった対策をしておくと合格しやすくなるのです。
保育士試験で中心となるのは保育所保育指針と歴史上の人物です。
これらをしっかりと抑えるだけでほとんどの科目は合格点に到達すると言われています。
そこで、勉強はこの2つに絞って進めていくと効果的です。
特に保育所保育指針というものは、保育士の仕事の中でとても重要なものです。
現場に出てからも役立つので、できれば一通り読んで頭の中に入れておくことが望ましいものでもあります。
ただしすべてを読むことは時間的にもかなり必要となりますし、一度読んだくらいではすべてを頭に入れることができません。
そこで、過去問に出てきた内容はその都度保育所保育指針の該当箇所を開いて読むという勉強法が効率的です。
試験勉強のコツ
保育士試験の対策も一般的な勉強方法と同じで問題ありません。
過去問を中心に問題演習を繰り返し、少しずつ知識を身につけていきます。
覚えていなかった内容は暗記するために書いたり見返すことができるようにノートにまとめたりして覚えていきましょう。
中には知識を身につけるため、参考書をまとめるという人がいます。
しっかりとまとめる作業をするのは知識を体系的に入れるためにはとても有効です。
しかし、かなりの時間を要してしまうため、決して効率が良い勉強法とは言えません。
特に保育士試験は9科目もの試験科目を勉強する必要がある試験です。
そこで、すべての知識を初めから身に付けようとせず、過去問を中心に科目の大枠の知識を身につけて、そこに少しずつ新たな知識を肉付けしていく形をとる方が、効率的に知識を身につけることができます。
このように知識を肉付けしていく作業をすれば知識を関連づけて覚えることができ、知識が記憶に残りやすくなります。