保育士とはどんな職業
保育士とは、あらゆる職業の中で唯一、子供の成長を見守ることのできる職業で、とてもやりがいのある職業と言えるでしょう。
下は生まれて間もない乳幼児から、歩くことを覚え活発に動き回る子供たちは、常に成長し続けています。
こうした、子供の成長を間近で見まもる事は、小さなお子さんたちの気持ちに寄り添える子供好きにぴったりの職業と言えるでしょう。
保育士は国家資格であり、専門的知識や専門の技術が必要で、子供たちに対する保育を親御さんたちなどの保護者に対して、指導する立場があります。
保育士になるためには、厚生労働大臣の指定する養成施設や養成学校などで教育を受け、国家試験である保育士の試験に合格しなければなりません。
また保育士の試験は、学科試験と実技試験があり、双方の試験に合格することで、晴れて保育士免許を与えられることになるのです。
保育士に向いているタイプ
保育士に向く人は、何と言っても子供が大好きで、保育士を天職とお考えの方ならまさにぴったりの職業です。
自分が保育士に、ふさわしいのかどうかを考えている場合は、実際の保育士の仕事ぶりを見てみることが非常に大切でしょう。
まず、保育士は、元気な子供たちを相手にするため、かなりの体力を必要とします。
子供たちは、動き回ることがとても大好きで、10数人をまとめてみる場合も多いため、けがをしないよう見守りながら、一緒に走り回ることも多いものです。
また子供たちは、いつも保育士のいうことを聞き、大人しくしているわけではなく、駄々をこねたり泣き叫ぶことも多いのです。
さらに、保護者たちの対応も行わなければならず、少なからずポジティブでメンタル面に強いということが挙げられるでしょう。
そして最も大切なことは、子供たちと一緒に感動し、共感していくことは情操教育にもつながります。
保育士に向いていないタイプ
職業としてみた場合保育士は、生産性がなく販売活動を行わないため、一般的な仕事とは顕著に異なってきます。
保育士に向いているタイプは、子供が大好きなことは最低条件といえますが、子供が好きなだけでは保育士に向いているとは言えないのです。
ご存じのとおり保育士は、人前に出ることも多く、保護者と接する機会も多いため、引っ込み思案であってはなりません。
さらに、子供たちの見本となり、大きな声で表現豊かに接することが大切なので、大人しくてはやりこなすことが難しく、控えめな声では子供たちに届きにくいからです。
また、最近は潔癖症の方が増えてきましたが、子供たちは泥遊びなども大好きで、時にはうんちやおしっこを漏らすこともあります。
病気の時などには、吐いて戻したりすることはよくあることなので、こうしたお漏らしやおう吐物を片づけなければなりません。