選択肢が幅広い転職先
保育士の就労先として、特に一般的なのは保育園ですが、保育士を必要とする職場はそれだけではありません。
保育士の主な就職先は、認可保育所あるいは認可外保育所・児童厚生施設・児童家庭支援センターなどがあります。
また、保護者の養育が困難な施設に、母子生活支援施設・乳児院・助産施設・児童養護施設などがあり、保護者に何らかの問題があり養育ができない場合のための施設です。
そして、児童に何らかの障害がみられる場合の施設として、知的障害児施設や盲ろうあ児施設、重症心身障害児施設などがあります。
さらに、児童自立支援施設・情緒障害児短期治療施設など、保育士の需要は高く、今後も増えていくと予想されています。
おすすめの転職先
企業内保育園
最近では、大手の企業を中心に企業内保育園が設置されるようになり、働くママにとって自分の職場環境内に子供を預けることができることから、今後増設が期待されている施設です。
企業内保育園で働くメリットは、給与形態がしっかりしており、様々な手当てや交通費など待遇が向上していることです。
雇用形態自体は、正社員から契約社員、またはアルバイトやパートと幅広いですが、これは雇用先によって異なってきます。
しかし、まだまだこうした企業内保育園を設置する企業が少なく人気も高いことから、求人があってもすぐに募集が締め切られてきしまうことも多いです。
ベビーシッター
ベビーシッターとは、保護者が留守の間自宅で子供の面倒を見るのが主な仕事です。
保育士や幼稚園教諭の経験を持つ人のみならず、ベビーシッターの認定資格を持っている人もいて、実際に子供と関わるのが好きな方に向いている仕事と言えるでしょう。
この仕事のメリットは、保育園とは違い1～3人の子供への保育をじっくり行えるという点です。
また、勤務形態も幅広く、家事の合間にベビーシッターの仕事をこなすなど、保育士資格を持つママさんなどの間で人気があります。
今まで正社員でバリバリ働いていたけれど、私生活とのバランスを取って子供に対して丁寧な保育を行いたいという場合にも最適な仕事です。
保育士専門転職サイトを活用
保育士から転職しようと思った際には、まず求人情報などを収集するところから始めましょう。
もちろん、自分で色々と調べるのもいいですが、より効率的に情報収集を行うために無料相談サービスなどを活用すると尚良しです。
雇用形態も正社員・派遣社員・パート、アルバイトなど、ブランクがあっても復帰しやすい職場もたくさん掲載されています。
必ずしも、一か所の保育園で仕事をしなければいけないわけではありません。
保育士として仕事をしているうちに、他の保育関係の仕事に興味を持ったり、さらにキャリアアップしたいと考えるのが自然です。
自分のライフスタイルと仕事のバランスを考えて、保育士の資格を活かした転職を実現しましょう。