保育の職場でおきるハラスメントについて

様々なハラスメント

ハラスメントを問題は、それを行う本人が意図的でなくとも、ハラスメントになってしまうことにあります。

ハラスメントには、セクハラ・フォトハラスメント・妊活ハラスメント・ヌードルハラスメント・アルコールハラスメント・家事ハラスメント・ゼクシャルハラスメント・ジェンダーハラスメント・スモークハラスメント・ペットハラスメント・リストラ・マタニティハラスメント・ドクターハラスメント・パワハラ・モラルハラスメント・スメルハラスメントなどがありますが、まだまだ多種多様なのがこのハラスメントの世界です。

こうしてみるとハラスメントは、相手からの言動や行動から、本人が不利益を受けることにつながるもので、身体的なものだけではなく、目に見えない精神面からもダメージを与えられてしまいます。
特にハラスメントの場合、本人が優しさを持って接した場合でも、相手の取りようによってはニュアンスが大きく異なるものです。

女性の多い保育現場でのハラスメント

どのような社会であっても、軽い重いにかかわらず、複数の勤務する職場ではハラスメントが存在している可能性があります。
実際に起こった、保育現場でのハラスメント事例は、現場で働く保育士の女性たちに対し、園長が育児休暇を取る順番を決めていたことで問題になりました。

これは、職員たちに対して、妊娠する順番を圧力を持って決めていたことになり、新聞上でも話題となったものです。
男性とは異なり、唯一子供を産むことのできる女性たちは、妊娠中や出産前後、育児などによってやむなく職場を退社することも多いものです。

最近では、こうした女性たちの保護を目的に、育児休暇が義務付けられた企業も一般的となってきました。
しかし、職場によっては働き手が足りなくなり、ストレスから嫌がらせや無理やりやめさせようとするハラスメントも横行しています。

ハラスメント受けない・感じさせない

女性中心の職場では、男性中心の職場とは異なり、ひぼう中傷が多く、グループで仲良くすることが多いようです。
保育の現場は、子供たちよりも保育士たちの数が圧倒的に少なく、職場に関しては閉鎖的な環境にあると言えるでしょう。

ハラスメント受けやすいタイプは、指示に逆らうことがない、あるいは話題を必ず合わせるといった気の優しい方が多く、何でもいいうことを聞いてしまいますので、ターゲットになりやすいとされています。
もちろん、保育士の条件として、優しさはとても大切なことですが、ハラスメントの餌食にならないためにも、自分の意見をしっかりと主張するようにしましょう。

ハラスメントはとても理不尽なことです。
しかしこの、理不尽なことに心がマヒしてしまうと、人との距離を置いてしまい、マイナス思考によって孤立してしまうことにもつながります。