親子バス遠足の目的
保育園によっては定期的に遠足があり、その中でも親子でバスに乗って少し遠くまで行くということがあります。
このバス遠足の目的というのは親子のふれあいを深めるというものがあります。
特に、保育園に通っている子供というのは親子でゆっくり過ごす時間が持てないことも多いです。
そこで、時には保育時間の中で親子がゆっくりと触れ合える機会を設けようという意図があるのです。
また、それ以外にもバスの乗降の方法やバス内での過ごし方を身につけるという意図もあります。
家庭での移動はどうしても車移動が多く、バスの乗り方を学ぶ機会がない子供も多いのです。
それ以外にも、いつも遊びに行くところとは違うところに行くことで子供達に新しい発見や知識、興味関心を広げるきっかけを作ること、目的地での過ごし方、ルールやマナーを身につけることといったことも目的としてあります。
バスでの過ごし方を通しても、これらの目的を達成するための取り組みができると、バス遠足がより充実し、楽しいものになっていきます。
バス遠足のバスでの遊び
バス遠足のバス移動の時間はいつもと違う時間というだけで子供は楽しくて興奮することも多いです。
しかし、あまり興奮しても良いことはありません。
そこで、程よくリラックスしつつ楽しめるよう、何か遊びを行うことがおすすめです。
遊びの内容として、初めから色々と取り組むのは難しいこともあります。
保護者も顔と名前が一致していないこともあるので、少しずつアイスブレーキングとなるような遊びを取り入れて行くと、現地に着くまでに皆が仲良くなれるようになります。
初めてバス遠足に行くメンバーであれば、自己紹介から始めるのもオススメです。
保護者と子供達がそれぞれ自分たちの名前を言うことと、何か一つ自分たちの紹介となるフレーズをいってもらうと盛り上がりやすいです。
例えば、動物園に行く場合には、好きな動物をそれぞれ紹介したりするのも盛り上がります。
なぞなぞを用意しておくこともバスの中で盛り上がりやすい遊びです。
その日の目的地にあったテーマで問題を用意しておくとより盛り上がります。
ただし、難易度を考えて問題を用意しておかないと逆に盛り下がる場合もあるので注意をしましょう。
クイズでは盛り上がれる子供とそうでない子供とがいる場合には、歌を歌って遊ぶのもオススメです。
歌の内容が遠足の内容と合っているものにしたり、手遊びをするようなものであったりすると子供達もより楽しめます。
月齢が高く余裕がある場合には、バス遠足にむけて歌と手遊びとを練習しておき保護者に発表すると言うのも有効です。