子供は日々成長するもの
子供というのは日々成長するものであり、毎日何か成長をすると言われています。
年齢が上がるにつれて、その成長スピードは早く、大人がこんなこともできるのかと驚かされることは少なからずあります。
しかし、保育園では保護者や保育士が子供のできることを奪ってしまいがちなことがよくあります。
子供の動きを観察してみると、実は子供ができることを大人が勝手にやってしまっていることというのは少なくありません。
大人が勝手にやりがちなこと
年長にもなれば、子供は自分で引き出しの中を整理することができます。
保育園に持ってきた補充の着替えを自分できちんと衣服の種類ごとに分けて収納することも可能です。
しかし、子供にそれをさせずに大人が引き出しの中にものをしまってしまうということはよくあることです。
どうしても子供がきちんと衣服を入れることができないと思ってしまい、やってしまうことが多いのです。
これは子供にぜひやらせたい仕事の一つです。
これをしていることで、子供自身が引き出しに入っている中身を確認して持ち物の管理をできるようになります。
ただし、衣替えのシーズンや寒暖差の激しい時には大人も一緒に確認をするようにしましょう。
気をつけないと気候にあった洋服が入っていないというケースがあり保育園から洋服を借りなければならなくなることがあるのです。
次に、荷物の支度も思わず大人がしてしまうことがあります。
持ってきたコップと歯ブラシをしまったり、カバンをかけたり、連絡帳を提出したりという作業は毎日のルーティンとしてぜひ子供に身につけさせたいものです。
毎日のやるべきことを子供自身にやらせ、大人は見守り忘れたことがあれば声かけをするということを習慣づけるようにしましょう。
余裕を持って行動をする
子供にこれらのことをさせることなく大人がやってしまう原因として朝の時間不足があります。
なので子供にさせている時間がない、子供よりも自分がやる方が早い、ということでついつい大人がやってしまうのです。
時間がない中でやらせてしまうと、どうしても喧嘩の原因となりがちです。
そこで、できるだけ行動に余裕を持つようにして、子供自身も落ち着いて作業ができるよう保育園には早めに行くようにしましょう。