保護者参観は保育園で重要な行事
保護者が保育園で参加する行事はいくつかあります。
その中でも保護者参観は普段の保育の様子や子供の保育園での様子を知るための重要な行事です。
そのため楽しみにしているという保護者も少なくありません。
そこで、ここでは保護者参観ではどのようなことをしているのか、という内容を紹介していきます。
これを知っておくと、保護者の人が事前予習として読むことで参観の参考にすることもできますし、保育士が参観準備のためにするべきことを明確にすることにも役立ちます。
保護者参観で行うこと
保護者参観があるからといって、とくべつなことをしては意味がありません。
日常と同じ保育をすることが重要です。
いつもの子供の様子を知りたくて保育園に見学に来ているのですから、基本的な保育の様子を見せることが保護者の希望でもあります。
しかし、せっかくの機会ですから制作や運動といった日頃自宅では見られない子供の様子をうかがい知ることができるメニューは取り入れたいものです。
そこで、保護者参観での取り組みを決めて、それに合わせてその週や前週は行動をすることが望ましいです。
制作をする場合には必要な道具を揃えたり、子供たちでの事前準備が必要な場合には先に仕上げたりというように段取りを考えて行動をしておきましょう。
保護者が意外と楽しみにしているのは給食の時間
子供の頃は何も考えず食べているものですが、大人になってみると給食のすごさに気づくものです。
給食は栄養バランスも整っていますし味付けも薄味でもとてもおいしいものに仕上がっています。
また、自宅ではなかなか作らないようなメニューが出てくることも多いです。
そこで、保護者の多くは給食でどのようなメニューが出るのか、そして子供たちはどのような様子で食事をしているのかということを楽しみにしていることが多いのです。
特に最近では民間の保育園を中心として食育に力を注いでいる保育園が増えています。
そのような保育園では給食を一緒に食べたり食育指導をしたり、給食参観を行ったりということを行事として行っている保育園も多いです。
ただし、この給食参観や給食の試食会といったものはすべての保育園で行なっているわけではありません。
そこで、参観の内容を確認しておくことが必要です。